エリザベス・テーラー
2010年11月6日
世紀の美人女優。愛称はリズ。
ハリウッドの黄金時代を飾った美人女優。
女優と言えば美女のイメージを持つ人が多いことだろう。
彼女は美人女優の代表格、つまり美女の中の美女。
「白人の子供は可愛い」と日本人の間でもよく言われる。
事実白人の子供モデルは日本でも需要高く、日本人より数倍ギャラが高い。
リズは白人の中で際立っていた。大人を驚かせるほどの美少女だった。
これほど美しい少女は見たことないと。
映画界入りは当然、必然のごとき流れだった。
だから彼女には下積み時代がほとんどない。
確かに正面、斜め、横顔、どこから見ても完ぺきな造形の調和。
しかも子役時代からなので、ほぼ天然の美と思われる。
ハリウッド女優の多くは大なり小なり美容整形している。
それでもリズほど完ぺきな人は希有。
ミスユニバースなどミスコンのクィーンでも同様だ。
可憐な美少女はやがて成熟するにつれて、妖艶に変貌していった。
美貌だけでなく、肉体も曲線美を誇るようになる。
オードリー(ヘプバーン)はオーディション受けてやっと運を掴んだ。
下積み時代は地味であり、自分の容姿に強い劣等感を持っていた。
彼女はリズが自分に欠けている美をすべて備えていると感じていただろう。
リズの存在感は超大作「クレオパトラ」で頂点に達する。
古代の美の女王を現代の美の女王が演じる。
まさに彼女のための作品だった。だが作品自体は失敗に終わる。
それでも二十世紀のクレオパトラであることを誰も否定しない。
私生活でも美貌と色香で男を次々と虜にする。
生涯八回も結婚している。空き家の暇がない。
十代から熟年にいたるまで女盛りの間、常に男がいた。
虫のつかない女性にはうらやましい限り。
そのためスキャンダルの女王のイメージもある。
だからなのか世紀の美女の人気は、その割に高くない。
人気ではオードリーに負けている。なぜかは美学のテーマ。
下の画像は妖艶さの際立つ、熟しきった?リズ。
ドレスの上から曲線美が見てとれる。
上の画像と比較するとまさに女の歴史。