身体美学Fhysical Aesthetics

■ 美学的女性評 2015年

キャサリン妃

2015年1月2日

おそらく世界一有名な妃だ。
かつて世界的フィーバーを起こした妃の夫の母と同様に。
日本でもその名や顔を知る人は少なくないだろう。
しかし高名さは彼女の存在感によるものではない。 
英王室の妃であることが最大の理由。

首相時代の肖像
首相時代の肖像
首相時代の肖像

欧州には中世からの貴族社会、文化がある。
近代化の過程で淘汰もされたが、健在な王室も多い。
中でも女王陛下の大英帝国は、近代文明の頂点に立つ。
七つの海を支配し、パックスブリタニカを成立させる。

21世紀の今は往時から大きく衰退。
先進国の一つに過ぎないが、栄華の残影は今も残る。
盟主の座を引き継いだ米国とは兄弟関係。
支配層は同じ血統であるアングロサクソン。

されど新興国家の米国に王室はない。
絢爛たる伝統、格式を持つ貴族文化が。
名門ケネディ家は貴族的セレブなれど、本物ではない。

貴族、王室といえば欧州。
中でも栄華、権威において最大級なのが英国。
よって欧米のメディアの注目度も最大級。

キャサリン妃はその王室の華やかさ、美の象徴。
夫の母同様、夫の王子より注目度が高い。
しかしあくまで妃であることが注目理由。
単なる美女なら他にいくらでもいる。

欧米のメディアが注目するから世界的に高名なのだ。
欧米が注目しなければそうならない。
欧州には他にも王室が少なくない。

中東やアジアにも王室、王族はある。
だが英王室ほど知名度の高い例はない。
日本人もそれ以外の王室を知る人は少ないはず。

日本の皇室は歴史、伝統の深さにおいて世界でも随一。
それでも知名度は英王室に遠く及ばない。
結局欧米の文化支配の反映ということだろう。

日本の皇太子妃は、元スーパーエリート。
海外生活豊富な帰国子女であり、語学堪能、教養抜群。
皇室外交にうってつけの人材。
にもかかわらず残念ながら生かされていない。

夫の母であるダイアナは、世界中で旋風を起こした。
だが結局離婚し、王室から離れた後事故死。
王室の注目度は高めたが、名誉には貢献しなかった。

キャサリン妃はおおむね順風な結婚生活。
ただ早々にトップレス姿を盗撮され、暴露された。
別な意味で注目度を高めた。
はたしてこれから名誉に貢献できるのだろうか。