顔の雑学1

素人の現実

昼の某テレビ番組に毎回一般女性たちが出て来ます。
彼女たちも日本文化を映している。
カメラの前で崩れない笑顔を作れる人は少ない。
みんな口を隠し笑いを抑えようとする。
崩れた顔映されるのはおばさんでも恥ずかしい?。

爆笑が起きた時、一斉に崩れるのも確認出来ます。
ほとんど例外なく顔を隠そうとします。
普段笑顔など意識したこともないと想像されます。

表情は日常形成されるものであり急に変えられない。
美形でも崩れた顔から気品は感じられない。
プロの芸能人ですらよい人は多くない。
素人がそれ以上でないのは当然です。

若い世代も同じ

コギャル世代は明るいイメージがあります。
実際仲間同士では屈託なくよく笑います。

おかまの映画評論家が若い世代を批判していた。
今の若い子は見苦しく大口で笑うと。
でも本当は大口だから見苦しいのではないです。
顔が崩れるから見苦しいのです。
世の中には大口でも崩れない人が存在する。
欧米人には多く見られます。

彼女達もカメラの前では母の世代と同じと思われます。
崩れると人はけっして自然にふるまえないからです。
同じ文化を生きている限り変わらないでしょう。

自分との対話

接客業では鏡を見る事が奨励されています。
回数や時間の数値目標まで掲げています。
目的は身だしなみ、表情をよくするため。
ビジネスの現場では重要さが認識されています。
それでも具体的なイメージは希薄です。

よく見る人はナルシシストいう観念もあります。
自分を確認するために見るのはそれとは別物です。
自分を知るためであり、自分との対話です。

顔やせより表情

近年女性は小顔が美の条件になっています。
そのため顔やせに関心が高いようです。
顔がやせれば憧れの小顔になる?。

大顔なのはぜい肉のせいでありません。
骨格の問題なのでやせても小顔にはなりません。
ましてや造作が変わることもありえません。
頬がこけて逆に見すぼらしくなります。
そういう努力するより表情の方が遥かに大切です。