顔の雑学2

雑誌での顔の特集記事

時期(就職活動)と関係あるのだろうか。
相次いで数種類の雑誌が顔を特集。
「Newton」「フラウ」「PHP増刊号」など。

顔をテーマにした特集が女性誌でよく見られます。
筆者もここ数年目を通すようにしています。

雑誌は見出し大げさで中身は薄いことが少なくない。
これまで見てきた顔の特集記事もその傾向感じます。
今回目を通した「フラウ」と「PHP」も大同小異。

筆者の立場としては評価出来ない部分も多い。
それが指摘されることはないのでこでしておきます。

1・基準がない。
よい見本とされる人にも基準を満たしない人がいる。
明確な基準がないからです。
特に表情の場合は深い内容にはなりえない。
2・崩れを認識していない。
日本人の表情を考えるとき、崩れは最大の問題。
よい形が作れなければ崩れる。造作とは別問題。
3・姿勢の重要性を知らない。
姿勢と表情の関係を知らない。
2と同様、きちんと解説したものを見たことなし。
4・抽象的過ぎる。
基準がないからどうしても抽象的になります。
今回も某誌の結論は以下。
「自分らしく生きてる人」が一番いい顔をしている。
もっともらしいが雲をつかむような話。

他方評価すべき点もあります。
顔が持つ機能や意味に注目していること自体です。
日本人は基本的に無頓着で意識されないだけに。