身体雑学20

 ■ 身体美学の姉妹編、雑学的な内容

もてて困る熟女1

もてて困る熟女とはいったい何者?。
それはかつて朝日新聞紙上で話題になったおばさんだ。
もててもてて困るを横文字にして縮めてMMKおばさんとも表現された。

きっかけは一人の中年女性の投書から始まった。
彼女の悩みは外に出ればどこへ行っても男が言いよってくること。
雌のフェロモンに引き寄せられる蛾やゴキブリの雄達ように。

言いよる男も様々で、遊び人のような男ばかりではないらしい。
息子のような高校生にまでナンパされたこともあるという。
具体例は省略するが、単に熱い視線を浴びることも当然多い。
男の側の感覚でいうと目が思わず釘付けになる感じらしい。

しかし彼女は挑発的な格好をして遊び回るような女性ではない。
男に色目を使うような真似はしていない。つましく生きる平凡な主婦だ。
自分でも理解しきれず困っているという内容だった。

ところがそれをきっかけに、実は私も同じです、という投書が相次いだ。
思いがけず同じ悩みを持つ人がいた事に勇気づけられたのか。
もてて困る何て事は人には言いにくいから、抑えていた反動かも知れない。

中年になれば容色は衰える。
この常識を覆すような現象に人々の関心が集まった。
新聞社も動き出し、記者が投書の主たちを取材して記事にまとめた。

直接取材で明確な共通点が判明

  1. 品がある。
  2. ふくよかである。表現を変えればグラマー体形。
  3. やさしい雰囲気がある。きつい感じがしない。

以上が全員に顕著な特徴としてみられた。ここから先は筆者の分析。
1が示すのは上品に見えることの意味。
美人であれば上品に見えるという程単純ではない。

彼女達は表情美人の可能性が高い。
だが残念ながら記者にその視点、概念はなく真実は不明だ。

2は本人の意に反して、大人の色気を発散してしまうようだ。
豊満だがデブではない。それが自己管理の成果かどうかまでは不明。
スリムタイプがいないという点も見逃せない。

3ももてることと大いに関係がある。
1と2によって男達は女性的魅力を強く感じる。
さらに聖母のように優しそうに見える。思わずお近づきになりたくなる。

丁重に声をかければ、けんもほろろには扱われないだろうと予感させる。
実際彼女達は男が傷つくようなきつい断り方はしない。
きつく断られるのがいやなら最初からナンパ何かするなという意見もあろう。
だが彼女達にいいよる男は多いだけに、プレイボーイとは限らないのだ。

自己申告はえてして当てにならない。
ましてや異性にもてるという自覚はなおさらだ。
単なる親切、笑顔が好意に思えたりなど勘違い、誤解が起こりやすいからだ。
特にもてた事を自慢するような人は、自我肥大的誇大妄想を感じる。

だが彼女達の場合は客観的事実に満ちていて、正真正銘の本物。
そもそも上記の条件を備えていたら、魅力的である事は誰の目にも分かる。
逆に言えばそれが揃っていない人は疑わしい。

では彼女達はなぜ容色が衰えないのだろうか。若い時はどうだったのだろうか。
次回へ続く。