身体雑学1

男と女のマナー*急所を攻めるのは反則?

人格は性を基盤としている。
人へのマナーも性への配慮が不可欠。
しかし日本人は比較的無頓着だ。

欧米文化は津波のように流入浸透している。
だがレディーファーストは根づいていない。
今はセクハラという形でマナーが問題になる。

セクハラはより性的なイメージがある。
ここではより根源的なマナーを問題にしたい。
マナーには互いの性の本質を知ることが必要。

男の本質は名誉

男は名誉に生きる性、名誉が自尊心の基盤。
名誉とは後天的に獲得する社会的な評価だ。

男が本来生きる場所は社会だ。
社会で評価されなければ居場所はなくなる。
男の名誉欲と権力指向は本能である。

男にとって最たる侮辱は名誉の否定。
男は容姿が不細工でも名誉でカバーできる。
だが容姿で名誉を埋めることは不可能。

女の本質は尊厳

女は尊厳に生きる性、尊厳が自尊心の基盤。
尊厳とは持って生まれた神聖さだ。

女は母なる神聖さを持って生まれる。
そして神聖さは美として認識される。
女は神聖で美しい。
聖母マリアはビーナスでもある。

女にとって最たる侮辱は尊厳の否定。
美貌(尊厳)で名誉を埋めることは可能。
名誉で尊厳を埋めることは不可能だ。

名誉と尊厳を罵倒し合う?

日本の男は女の容姿を褒める習慣がない。
そのくせけなす意識は強い。
うちの支店はブスばかり。やめろとは言えない。
筆者が某行男子行員から直接聞いたぼやきだ。

でもこんなのは愛敬がある。
どうせ女子行員たちも言っているだろう。
うちの上司、男性陣は器の小さい男ばかり。
とても尊敬はできないと。

一番卑劣なのは名指しで容貌あざけること。
なんの落ち度もない相手に対して。

他人の悪口で盛り上がることはありうる。
しかし最低限度のルールはある。
罪もない女性の容貌をあざけるのは卑劣。
子供が障害者をあざけるのと次元は同じ。

それならお前はどうなんだという話になる。
立派な男なのか。どう見ても最低の男だ。
レディーファーストの文化以前の話。
一流の男ならマナーを分かるはず。

では女の場合はどうなのか。
女の尊厳を男の名誉に入れ換えれば同じ。
上記の構図はそっくり女にも当てはまる。
無神経に自尊心を踏みにじる最低女たち。
最低男に勝るとも劣らない。

マナー違反は結局自分の人格が疑われる。
ましてや弱点を罵倒し合う醜い争いは最悪。
お互いくれぐれも注意したいものだ。

追伸

正直言ってマナーを云々は面映ゆい限り。
お前はどうなんだと言われても自信なし。
女性から「ブスの祟りがある」と言われたことも。
でも身に覚えがないのであれは冗談のはず。