身体雑学20

 ■ 身体美学の姉妹編、雑学的な内容

男と女のマナー*急所を攻めるのは反則?

人格は性を基盤としているから、人へのマナーも性への配慮が不可欠。
しかし日本人は比較的無頓着だ。
欧米文化に追随しながらも、レディーファーストの文化は根づいていない。
最近はセクハラという形で異性へのマナーが意識されるようになってきたが。

セクハラはその言葉から、より性的なイメージがある。
ここではセクハラ以前の次元でのマナーを問題にしたい。
マナーを知るためにはまず互いの性の本質を知らなければならない。

男の本質は名誉

男は名誉に生きる性、名誉が自尊心、人格の拠り所。
では名誉とは何か?、後天的に獲得する社会的な評価だ。

男の生きる場所は社会であり、社会で評価を得られなければ男の居場所はなくなる。
男の名誉欲と権力指向は本能である。
従って男が最も傷つき、人格を否定されたと感じるのは名誉を否定される事。
男は容姿が不細工でも名誉でカバーできる。だが容姿で名誉を埋める事は不可能。

女の本質は尊厳

女は尊厳に生きる性、尊厳が自尊心、人格の拠り所。
では尊厳とは何か?、持って生まれた神聖さだ。

女は母なる神聖さを持って生まれる。そして神聖さは美として認識される。
女は神聖で美しい。聖母マリアも観音菩薩も美女でなければならない。
従って女が最も傷つき、人格を否定されたと感じるのは尊厳を否定される事。
美貌(尊厳)で名誉を埋める事は可能だが、名誉で尊厳を埋める事は不可能。

名誉と尊厳を罵倒し合う?

日本の男にはあまり女の容姿を褒める習慣がない。
そのくせけなす意識は強い。
「うちの支店はブスばっかり。でもやめろとは言えないしね。」
これは筆者が某都銀の男子行員から直接聞いたぼやきだ。

でもこんなのは愛敬がある。どうせ女子行員達も言っているだろう。
「うちの上司、男性陣は器の小さい男ばかり。とても尊敬出来ない。」

一番卑劣なのは名指しで、具体的に容貌をあざける事だ。
女が性悪で被害を受けたというなら話は分かるが、何の関係もないのに言う。

他人の悪口は結構楽しいものだが、最低限度のルールはある。
罪もない女性の容貌をあざけるのは子供が障害者をあざけるのと次元は同じ。

それならお前はどうなんだ、という話になる。
たいした男なのか。はっきり言って最低の男だ。
レディーファーストの文化はなくても、一流の男ならマナーを分かるはず。

では女には最低限度のマナーを知らない、罰当たりはいないのか。
女の尊厳を男の名誉に入れ換えれば、上記の構図はそっくり女にも当てはまる。
無神経に男の自尊心を踏みにじる最低な女も、最低男と同じくらい存在する。

マナー違反は人を傷つけるだけでなく、結局自分の人格が疑われる。
ましてや相手の弱点を罵倒し合う醜い争いは避けたいもの。
お互いくれぐれも注意したいものだ。

最後に一言

正直言ってマナーについて云々は面映ゆい限り。
お前はどうなんだと言われても自信なし。
女性から「ブスのたたりがある」と言われたこともある。
でも身に覚えがないのであれは冗談のはず。