身体美学 Fhysical Aesthetics

身体美学 雑記帳 2001年1〜6月

■ 画期的?小沢党首のビデオ 【6/8】

昨今政治家のプロモーションビデオが日本でも増えてきた。
映像表現は美意識が如実に表れるが、日本の政治家にはあまり期待できない。
首相は一応及第点。画期的なのは小沢一郎氏の最新作だ。

大胆なアクション、つまり肉体表現をしているからだ。
結果的に肉体的美意識の欠如を曝してはいるが、あそこまでやれば天晴れ。
実力者のなりふりかまわない体当たり演技は笑えるし、熱意も感じられる。
最初からかっこよさを捨てているので、かえっていい。

米国では映画が発明されて間もない20世紀初頭、すでに制作されている。
時の大統領、セオドア・ルーズベルトの宣伝フィルムだった。
上半身裸の大統領が、庭でまき割りをしているという内容。

男性的な逞しさを表現している。最初から肉体表現している所が欧米人らしい。
貧相な体では逆にイメージを下げるから、日本の政治家には難しい?。
何より肉体表現の登場が米国より一世紀遅れている。まさに文化の違いだ。

■ 危うし?田中外相 【5/26】

外相の見栄えについては一応評価できるが、でも基本的には日本人だ。
表情も姿勢(歩き方も気になる)もヒラリー夫人などの域には達していない。
(素質はいいんだけど)

それよりも初の女性外相の今後は大丈夫なのだろうか。
旧社会党時代の土井委員長を彷彿してしまうのは、筆者だけだろうか。
総選挙で社会党が大躍進したときの、おたかさんブームはすごかった。
でも結果的には野党第一党からの転落の始まりに過ぎなかった。

一時の躍進は、消費税やリクルート事件で自民が墓穴を掘った結果に過ぎない。
消費税について「だめなものはだめ」と言い切った。
しかし結局施行された消費税は、さらにのその後5%に引き上げられた。
引き上げを決めた国会の衆院議長は、他ならぬ土井氏だった。
総選挙時、土井社会党に投票した主婦たちは、どう感じているのだろうか。

外相の立場は土井氏よりも重い。
外交はお気楽な立場での真紀子節が、そのまま通用する訳がない。
外相は百も承知であろうが、本当の器はこれから明らかになる。

■ CG美少女の現実感 【4/5】

3Dで制作された美少女キャラクターが、テレビCMにも登場している。
(実写の男性との合成でラブシーンを演じている。)
その表情から作者の美意識が読み取れる。

具体的にいうと少女マンガの美感覚なのだ。
現実離れした大きな瞳に、星をちりばめるという表現方法の延長線上にある。
それよりは写実的になっているが、それでも現実よりはかなり目が大きい。
目に力点がおかれているという点で基本が同じなのだ。

これは顔の造り自体を美として、魅力として捉えていることを示す。
言い換えれば表情美の概念が存在していない。
それは表情の描写にも表れている。本質は少女マンガの3D版である。
それが悪いとは言わないが、現実感のある生きた表情は生まれない。

■ アバと美尻 【2/13】

スウェーデンの生んだ世界的ポップグループ、アバが復活人気?。らしい。
北欧出身の彼らはステージにも独自の演出があった。

女性ボーカルのヒップをアピールしたことだ。世界一美しいと。
彼女はぴったりくっきりの白いパンツ姿で、踊りながらヒップを客席に向けた。
そしてふれ込みが誇大広告でないと観客を納得させたようだ。

世界一と言いきるところがすごい。
もし貧相な尻なら「その程度のケツが世界一?」、言われかねない。
演出が自然だったからか、卑猥な雰囲気にはならかったようだ。

純粋に美として観客も受け止めたらしい。筆者もそう感じた。
美しいヒップは脚線美とセットであることも強く感じた。
因みに彼女(アグネタ)の尻は量感たっぷりで、小尻ではなかった。
マライヤ・キャリーも同じように量感たっぷりだ。

■ 大橋アナ、退社 【2/1】

フジテレビが大橋マキアナに期待している事は感じていた。
木左アナの後がまとして。だが当サイトでは一切ふれなかった。

基本的に日本人型だからだ。
性格は明るく表情も豊かだが、基本はあくまで日本人。
木左アナとは決定的に違う。
差が明らかになる日がいつか来ると思っていた。

報道通り局の期待に重圧を感じての退社だとしたら、意外に早くその日が来た。
予想とは違う形であるが。(本人が一番違いを感じていた?。)
明るいという点で似ていても、本質が違う人に期待する事が間違っている。

別な育て方をすれば、立派にアナになっていたかも知れない。
彼女のアナとしての資質が劣るのではなく、木左アナの個性が特別なのだ。

その点は久保純子アナもまったく同じ。
個性を認識できない人は、なぜ3回も紅白の司会をするのか理解できない。
NHKを攻撃していたマスコミが少なからずあった。
そういう人たちは無意識的に日本人型を、好むのかも知れない。

女子アナにアイドル顔負けの演出をする民放の感性と通じるものを感じる。
大橋アナもまさにその路線に乗せられようとしたが、自分から降りた。

■ 新大統領就任 【1/22】

米国の新大統領が就任、でもそれ自体を話題にしてもしょうがない。
前大統領は夫人の存在感が何かにつけ目立っていた。
才色兼備の華のある人だったので、後をつぐ人は大変だろうと思っていた。
でもさすが?米国、新ファーストレディーも貧相ではない。
体格はいいし、立ち姿や表情も十分基準を満たしている。

前の人は五十路を過ぎても、美女として通用していた。
水着姿を盗撮されたり、パンチラ写真を企業に利用されたりと。
さらにデートしたい女性のランキングでトップになったこともある。
票を入れた男たちの大半は彼女より年下だと思われる。

日本では考えられないことだ。
鳩山邦夫氏の夫人はハーフのモデルだった人だが、今その面影はない。
フィリピンのアロヨ新大統領は、笑顔の形が日本人女性とまったく同じだ。
人種的に兄弟であることを改めて実感させられる。

■ 中島元代議士自殺 【1/8】

小沢一郎、鳩山兄弟などをはじめ、今日二世の政治家は多い。
中島洋次郎氏も名門出身の若きスーパーエリートとして政界入り。

氏が他の二世議員と際だって違っていたのは、日本人離れしたダンディー。
昨年事故死したケネディジュニアを彷彿させるようなハンサムぶり。
活躍していれば欧米人の目を引いたことであろう。

しかし汚職事件で失脚、実刑判決、そして41才という若さで自殺。
政界に華々しく登場した時、この結末を誰が予想したであろうか。

そう言えば、同じく汚職容疑の果てに自殺した新井将敬氏も似ている。
彼も若く華のある政治家として、さっそうと政界に登場。
情熱のままに氏が口にした「人間を信じている」、という言葉が耳に残る。

■ 結局、紅白で終わった? 【1/3】

20世紀をどう送るのか、新世紀をどう迎えるのか。
大晦日の夜はテレビを見つめた。一番熱気を感じたのは紅白歌合戦だ。
民放は半分捨てているような印象を受けた。

視聴率じり貧、存在意義も薄れつつあるといわれる世紀末の紅白。
それでも年間の最高視聴率番組、NHKが底力で踏み止まっている?。

以下は前世紀最後の紅白の印象点。
美学の視点から最も印象に残ったのは、安室奈美恵。
表情がさらに洗練されれば、もうほとんど世界水準に近い。
CMで感じていたことではあるが、やはり本物だ。

表情美という点では、やはり久保アナが歌手よりも光っていた。
彼女の方が華やかに見えてしまう。目立つのは彼女の責任ではない。
ゲストにかなり苦しい?人が見受けられた。誰とは言わないが。

和田アキ子は前々回、初司会の久保を大批判した人。
その人が赤組の勝利が決まるや、久保を抱きしめていた。
久保はその記憶故か、身を任せるだけで抱き返さなかった。