十頭身幻想、シャラポワ 【10/12】
来日したシャラポワ選手への検索が急増。
人々はそれだけ美に対して敏感なのだろう。
ナブラチロワ、ヒンギス、そしてシャラポワ。
時代が進むほど若く華やかになっている印象。
ナブラチロワが地味とはいわないが。
人気なのはいいが十頭身幻想は愚かな限り。
以前書いたようにマスコミが幻想をばらまく。
この幻想的数値を疑いなく信じる人もいる。
数字が高いほど美しいという発想の単純さ。
幻想の連鎖、美に対する無知の連鎖だ。
マスコミが無知の連鎖を広げている。
八頭身を知らないから幻想が生まれる。
七頭身が八頭身に八頭身が十頭身に見える。
欧米人の感覚とは一頭身以上ずれている。
それだけ本物の八頭身を見る機会がない。
そんな環境で体のイメージが造られている。
続くiPodの快進撃 【10/3】
iPodが不動の人気を維持している。
元々日本のメーカーの領域のはずなのだが。
ソニーはウォークマンで世界を席巻した。
iPodもその流れをくむ。
ただ開発者が米国のIT企業という点が違う。
そこに時代が表れている。
iPodは家電よりコンピュータに近い商品。
日本企業の土俵でアップルが先行した理由だ。
同社はPCとOSを一体開発する唯一の企業。
さらに製品に美を追究する社風がある。
それらがいい形で結実したのがiPod。
コンピュータ技術が基礎にあることが大きい。
それがソニーなど日本企業にない強み。
今後さらに差をつけられるかも知れない。
一方他ののIT企業もアップルに追随している。
しかし同じIT企業でも他社はOSを持っていない。
だからアップルに対抗できる製品は出ていない。
優れたOS持たないとアップルに対抗できない。