マリリン・モンロー
2011年6月25日
映画の黄金時代を飾った女優の一人。
ソフィア・ローレンなどと並ぶ肉体派の代表でもある。
最初の画像は成功する前の若い頃。
かなり印象が違う。彼女は大きく変貌したタイプの女優だ。
(ハリウッド女優は美容整形が多いので変貌は普通の話。)
トレードマークとも言える金髪も本物ではない。
その豊満な肉体美、女性美で一世を風靡、人気女優となる。
その個性から世紀のセックスシンボルと称される。
女優として高い実績がある訳ではない。
米国には巨乳女性は知能が低いという迷信がある。
役柄にもそのイメージが反映していた。
人気は博してもそれは彼女の本意ではなかった。
女優としての成功は自尊心を十分満たせるものではなかった。
さらに人生そのものも不遇に満ちていた。
生い立ちからして孤児同然の育ちだった。
結婚も三度しているが一度もうまくいかず。
夢で思い描いた妻にも母にもなれなかった。
そして苦悩から逃れられないまま夭折する。
しかしそれ故に伝説の人となった。
薄幸な人生を懸命に生きた愛すべき女性と記憶された。
世紀の妖精と言われたオードリーに似て今なお人気は不滅。
意外なのかどうか、女性にもファンが少なくない。
当代のスター、マドンナもその一人。
マドンナのファッション、演出にはその影響が強く出ている。
モンローが本意でなかったセクシー路線を踏襲している。
新世紀のスター、レディ・ガガはマドンナが憧れのスター。
マドンナを見て育ち、演出にもその影響が強い。
ガガは日本のアニメ文化の影響も強く受けている。
モンローの影響は感じられないが、間接的に遺伝子受け継いでいる。