身体美学美学的女性評

雅子妃殿下

2013年1月5日

初めてその存在を知ったときは衝撃を受けた。
その人となりのすごさにである。
血筋、家柄、キャリア、どれをとってもスーパーエリート。
代々秀才ぞろいの血筋である。

さらに容姿の水準もスーパークラス。
家柄と容姿の間に相関関係はない。
どんなに上流であっても美醜の比率は庶民と変わらない。
だからこれほど高い水準で二物を備えた人は見たことない。

少し具体的に書いてみよう。
まず姿勢美が抜群、日本人の平均値とは大きく違う。
日本人で抜群な見本は室伏広治、小谷実可子、松井秀喜などが代表例。
みんなアスリートだ。だが妃殿下はアスリートでもモデルでもない。

さらに頭身比率が日本人の平均値よりかなり高い。
身長も高いが、頭身比率の高さで実際以上に高く見える。
さらに足がまっすぐなのだ。二人の妹さんも同じ。
日本人でまっすぐな人は少ないのだが。
3ショットを見たとき、美脚三姉妹だと感じた。

ということは遺伝的要素だろうか。
ただ成長期の多くを欧米で過ごしている。
だから文化的影響も考えられる。
あるいは両方が結びついた結果かも知れない。
顔立ちもその影響なのか、東洋人的特徴が弱い。
筆者は無国籍顔と分類しているが。

完ぺきさはまだある。すこい達筆でもある。
字は体を表すと思わせるほどの美しい字を書く。まだある。
妃殿下の料理を食べた留学時代の同窓生によると抜群の腕だという。
才媛ぶりは枚挙にいとまがない。

世界を見てもこれだけ才色兼備の妃は希有。
だが世界ではそれほど知名度は高くない。
英王室の妃の知名度には遠く及ばない。
これは妃個人の問題ではない。

ご成婚のニュースは世界に配信された。
留学時代を過ごした米国の街の洋服店は記念Tシャツを販売した。
胸には留学時代の妃殿下の笑顔が大きくプリントされていた。
伝統的衣装の妃殿下を見た米国人女性がつぶやいていた。
「美しい!」

それでも知名度は高くない。これは人種の壁だろうか。
日本と中国の区別もつかない欧米人が多いという現実の反映か。
彼我の関心の度合いは明らかにこちらほど向こうは強くない。

昨年末米国のニュースサイトにこんな記事が登場した。
「北朝鮮のプリンスが世界中の女性の憧れの的になっている。」
もちろんそんな事実はなく、東洋人をからかった記事だ。
某国の某人民日報はそれを真に受けて記事にし、赤っ恥をさらした。

妃殿下は東洋人のイメージを上げられる希有な逸材。
その資質が生かされないのは国家および民族の損失だ。
ちなみに政治家は下げている人が多い。
いったい何が起きているのか。真実は誰にも分からない?。
なんとかいい方向に向かうことを願うばかりだ。

外交官時代1