身体美学身体雑学

ミスコン幻想1

ミスコンも欧米の肉体的美意識の産物。
日本語では美人コンテストと表現された。
美人=美貌であり、肉体美の意味はない。
ミスコンは肉体美の要素も大きい。
欧米文化の特質が表れている。

日本でさかんになるのも自然の成り行き。
明治以来欧米文化を追随してきただけに。
だが華々しいのは国内だけの話。

元ミスユニバースといえば響きが強い。
だが日本では主に日本代表の意味。
世界大会では四十年以上結果が出ていない。

ミスコン荒しなる俗語もあるが国内の話。
単にミスコンが多いというだけのこと。

日本は世界的にも豊かな先進国。
女たちはブランド品を持ち、エステは乱立。
美容商品や美容情報が氾濫している。
奇跡?の美容法の広告も多い。
日本は美容の先進国ではないのか。

ミスコンと五輪の関係

スポーツとも構造が似ている。
五輪出場選手は予選落ちしても五輪代表。

近年は途上国が台頭してきている。
途上国からクィーンが誕生している。
実はスポーツとミスコンは無関係でない。
どちらも体位が基盤だから。

肉体美のスポーツ選手は多い。
そのままモデルになれそうな選手が。
実際モデル活動する選手も少なくない。

中には本物のスーパーモデルもいる。
陸上五輪金メダリストのペレク選手だ。
彼女は本業がスーパーモデル。
走るスーパーモデルと言われた。

スポーツもミスコンも民族の体位の表れ。
スリランカは陸上の五輪選手輩出している。
400mのアジア女王として五輪出場。
五輪でも入賞はたすアジア随一の実績。
同選手もそのままスーパーモデルの水準。

近年同じ人種であるインドからクイーン続出。
ミスユニバース等世界大会で相次いで。
ここ十年で五人のクィーンを生んでいる。
インドもスリランカもまだ先進国ではないが。

つまり美は体位体力と無関係ではない。
体位は劣るけど美しさでは負けない?。
そんな民族は存在しない。
体位体力を底上げしていく必要がある。

無意味?国内大会

世界では普通ミスコンの全国大会は一つ。
そこから成績順に国際大会へ振り分ける。

優勝者はミスユニバース、2位がミスワールド。
3位がミスインターナショナルという具合に。
日本では別々に全国大会が開催される。
各大会の優勝者が目的の国際大会代表になる。
つまり毎年複数のクィーンが誕生する。

つまり日本代表はどの国際大会も優勝者が出る。
しかしそれでいい結果が出る訳ではない。
結果がすべてを物語っている。