身体美学雑記帳2002

英会話CM、認識されない違い 【5/20】

声の主の意外性が今回のテーマ。
某外国語教室のCMが流れている。
日本語を話すのは実は外人、逆に外国語は日本人。
発音がよくても根本的に違う部分がある。

表情の作り方がまったく違う。
外国語を話す日本人は普通の日本人の表情。
本物の外人と比べて表情にメリハリがない。

帰国子女のネイティブスピーカーですら同じ。
日本育ちが駅前留学では表情まで変わらない。
だからこそ木左アナが目立つのだ。

日本リーバとDHC 【6/3】

某番組のスポンサーに見出しの両社が並ぶ。
日本リーバはラックスやモッズヘアシャンプー。
当サイトでも洗練されたCMを度々記事にした。

一方DHCは某巨乳姉妹のCM流す日本企業。
同じ美容関係なのに天地の開きがある。
対照的な両社が並ぶのは皮肉な限り。

両社のCMが続いて流れることもありうる。
当事者が差を認識していないのだろう。
欧米と日本の文化的縮図のようでもある。

アップル、4年連続デザイン賞受賞 【5/29】

英国のデザイン広告の専門職協会他のD&ADから受賞。
(D&AD=Design and Art Direction アワード)
同賞は50カ国以上〜18,000以上の作品から選ばれる。
銀賞が38作品、金賞はわずか3作品。
iBookとPowerBook G4が銀賞、iPodが最高峰の金賞。

しかも同社は同賞を4年連続受賞している。
前人未到の偉業として讃えられた。
製品数が少ないことを考えると、驚くべき受賞率。

翌日はプラスチックインダストリーアワードも受賞。
Power Mac G4、Pro Mouse、Cinema Displayが受賞。
次のように絶賛された。
「デザインコンセプトと出来映えの面でずば抜けており〜
一連の採点基準を全てクリア、明らかな勝利者。」

cubeも多くの賞を受賞したが販売不振で製造中止。
しかしアップルの美への挑戦は続く。

W杯ダンディーな監督たち 【6/29】

トルシエ監督のダンディーぶりは度々指摘した。
だが欧米人監督としては普通なのかも知れない。

スーツの着こなし、髪型などまるで俳優のよう。
テレビ映りを意識していることは間違いない。
サッカーだけに限らない。

ユニフォーム着ない競技はみんなスーツ姿。
水準の高さからしてまさに文化の問題。

トルシエ監督の前の監督は日本人だった。
おしゃれの意識は感じられなかった。
もし中田英寿選手が監督になったら変わるのでは。
彼なら欧米人に負けないだろうと推測する。
明晰な頭脳と美意識が感じられるからだ。