マリリン・モンロー2011/6
映画の黄金時代を飾った女優の一人。
ソフィア・ローレンなどと並ぶ肉体派の代表でもある。
最初の画像は成功する前の若い頃。
かなり印象が違う。彼女は大きく変貌したタイプの女優だ。
(ハリウッド女優は美容整形が多いので変貌は普通の話。)
トレードマークとも言える金髪も本物ではない。
その豊満な肉体美、女性美で一世を風靡、人気女優となる。
その個性から世紀のセックスシンボルと評される。
それ故に女優として高い実績がある訳ではない。
米国には巨乳女性は知能が低いという迷信がある。
役柄にもそのイメージが反映していた。
人気は博してもそれは彼女の本意ではなかった。
女優としての成功は自尊心を十分満たせるものではなかった。
さらに人生そのものも不遇に満ちていた。
生い立ちからして孤児同然の育ちだった。
結婚も三度しているが一度もうまくいかず。
夢で思い描いた妻にも母にもなれなかった。
そして苦悩から逃れられないまま夭折する。
しかしそれ故に伝説の人となった。
薄幸な人生を必死で生きた愛すべき女性と記憶された。
世紀の妖精と言われたオードリーに似て今なお人気は続く。
意外なのかどうか、女性にもファンが少なくない。
当代のスター、マドンナもその一人。
マドンナのファッション、演出にはその影響が強く出ている。
モンローが本意でなかったセクシー路線を踏襲している。
新世紀のスター、レディ・ガガはマドンナが憧れのスター。
マドンナを見て育ち、演出にもその影響が強い。
ガガは日本のアニメ文化の影響も強く受けている。
モンローの影響は感じられないが、間接的に遺伝子受け継いでいる。