身体美学美学的女性評

雅子皇后2013/1

初めてその存在を知ったときは衝撃を受けた。
その人となりのすごさにである。
家柄、キャリア、どれをとってもスーパーエリート。
代々秀才ぞろいの血筋である。

さらに容姿の水準もスーパークラス。
家柄と容姿の間に相関関係はない。
どんなに上流であっても美醜の比率は庶民と変わらない。
だからこれほど高い水準で二物を備えた人は見たことない。

少し具体的に書いてみよう。
まず姿勢美が抜群、日本人の平均値とは大きく違う。
日本人ではは室伏広治、小谷実可子、松井秀喜などが代表例。
みんなアスリート、だが皇后はアスリートでもモデルでもない。

さらに頭身比率が日本人の平均値よりかなり高い。
身長も高いが、頭身比率の高さで実際以上に高く見える。
さらに足がまっすぐなのだ。二人の妹さんも同じ。
日本人でまっすぐな人は少ないのだが。
3ショットを見たとき、美脚三姉妹だと感じた。

ということは遺伝的要素だろうか。
ただ成長期の多くを欧米で過ごしている。
だから文化的影響も考えられる。
あるいは両方が結びついた結果かも知れない。
顔立ちもその影響なのか、東洋人的特徴が弱い。
筆者は無国籍顔と分類しているが。

完ぺきさはまだある。すこい達筆でもある。
字は体を表すと思わせるほどの美しい字を書く。まだある。
料理を食べた留学時代の同窓生によると抜群の腕だという。
才媛ぶりは枚挙にいとまがない。

世界を見てもこれだけ才色兼備の妃は希有。
だが世界ではそれほど知名度は高くない。
英王室の妃の知名度には遠く及ばない。
これは妃個人の問題ではない。

ご成婚のニュースは世界に配信された。
留学時代を過ごした米国の街の洋服店は記念Tシャツを販売した。
胸には留学時代の妃殿下の笑顔が大きくプリントされていた。
伝統的衣装の妃殿下を見た米国人女性がつぶやいていた。
「美しい!」

それでも知名度は高くない。これは人種の壁だろうか。
日本と中国の区別もつかない欧米人が多いという現実の反映か。
彼我の関心の度合いは明らかにこちらほど向こうは強くない。

昨年末米国のニュースサイトにこんな記事が登場した。
「北朝鮮のプリンスが世界中の女性の憧れの的になっている。」
もちろんそんな事実はなく、東洋人をからかった記事だ。
某国某人民日報は真に受けて記事にし、赤っ恥をさらした。

皇后はどう見ても東洋人のイメージを上げられる希有な逸材。
その資質が生かされないのは民族国家の損失だ。
ちなみに政治家は下げている人が多い。
いったい何が起きているのか。真実は誰にも分からない?。
なんとかいい方向に向かうことを願うばかりだ。

外交官時代1